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建築は工学系の方法論を無視できません。
材料と技法という物理的限界は、
実作が成立するための前提条件であり、
目的と方法の合致という選択結果です。

そしてこの過剰な意匠、装飾は
建築としての完成度や整合性を損ない、
明らかな破綻を示しています。
しかし、その自身の課題への誠実さによって
課題どころか建築そのものを台無しにするという
この脱力加減に建築の本質があるように見えたのです。
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この一風変わった名前を持つ建築の
その見掛けはとても魅力的です。

建築20世紀(新建築臨時増刊号)やWikiの記述によれば、
当初、その三次曲面で構成されたフォルムを、
塑性材料であるコンクリートを用いたRC造で実現させるべく計画されていたとのこと。
完成の暁には、表現と材料、そして工法のの幸せな結婚が実現するはずでした。
しかし、資材不足、技術者の未熟、不足により(諸説あり)
泣く泣く煉瓦造に…。

追記。
その後の作品に二次曲面は見受けられますが、
この処女作アインシュタイン塔で見られた彫塑的な表現はありません。

そして、
私(かういち)はこのトホホな過程に建築少女を見たのです。

…続


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