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東京駅周辺の再開発&高層ビル建築ラッシュ
が続いているようですね。

それにあわせて、赤煉瓦の東京駅舎そのものも、
建設当初の3階建に戻し、戦災で焼失した
大タマネギ・ドームも復元するみたいです。

かつては、取り壊しさえ計画されたことのある
東京駅ですが、
今では歴史的建造物のもつ文化的(&経済的)価値に
経営側もようやく気づいたのか、
再計画の中心的存在となっています。

まあ、この種の復元にはいろいろ問題もあって、
なんでもかんでも、建設当初の姿に戻せばいい、
というものでも、なかったりします。

歴史的にはそれが正しい姿かもしれませんが、
たとえば東京駅の場合、屋根に応急処置がほどこされた
姿で、すでに60年以上も使われているわけで、
そこには、それだけの年数の「記憶」が
つまっているわけです。

生まれてこのかた、現在の東京駅の姿しか
しらない世代にとっては、
逆に復元作業が、なつかしい記憶の破壊にも
なりかねない。

そのあたりの、建築と記憶の関係に十分配慮しながら、
復元・修復作業は、行われるべきでしょう。
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コメント
改修と保存と復元
意訳なんですが、
シリーズ 都市・建築・歴史の一冊に
現存する寺社建築の場合、
鎌倉期の改修→新技術によって、新様式?に変更。
明治期の改修→文献から初期の似姿を再現。
といった傾向がみられ、
それぞれ、機能・象徴的意味の変更と
起源の発見ってな意味付していたのを思い出しました。
そう考えると、東京駅廻りの再開発計画は、
わりと理解しやすいのではと
軽く言ってみた。
【2007/03/09 12:53】 NAME[かういち] WEBLINK[] EDIT[]


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